ポジティブスパイラル!

大阪交響楽団テューバ奏者、潮見裕章のブログです!

友がそばにいるということ(作曲:清水大輔)

作るだけ作って4年間放置してた自分のYouTubeチャンネル

 

コロナの影響が姿を現し始めた2月頃から

少しでも誰かの役に立てばと思い

過去の演奏動画や基礎練習を中心とした練習方法の動画など

100本以上をコツコツとアップロードして来た

 

その頃から公開すべきかどうか迷っていた音源があった

 

映画音楽の様な素晴らしい吹奏楽作品を数多く手がけられる

日本を代表する作曲家の一人、清水大輔さんに師範代が委嘱して

書いて頂いたテューバとピアノのための作品

 

「友がそばにいるということ」

 

 

とても美しいメロディと

息苦しくなる程の内なる高揚感

 

テューバのために書かれたソロ作品の中でも

極めて珍しい「劇中歌」の様な作品です

 

 

作曲して頂いてから何年も経った今でも

よくこの作品を人前で演奏させて頂いている

 

それほど思い入れのある作品なのだ

 

 

 

この作品を書いて頂き初演したのは2008年

今から思えば不躾な師範代の依頼に

清水さんもさぞかし頭を悩まされたことと思うが

唐突に送った依頼のメールに彼は二つ返事で快諾して下さった

 

 

 

話はタイムスリップするが

師範代にも高校生の時代があった

 

吹奏楽部で友人たちと過ごした思い出深い3年間

そこで出会った仲間たちは掛け替えのない存在である

 

その中の一人に

トロンボーンを吹いていた「友人A」がいた

彼は中学の頃、もともと師範代と同じテューバを吹いていて

高校に入学してもテューバを続けようと思っていた

 

そこにもう一人中学生の頃からテューバを吹いていた「友人B」もいて

それほど大きくない吹奏楽部にテューバ経験者が3人も入部して来るという

異例のテューバパート豊作の年となった

 

がしかし、学校にはそんなに楽器の数もなく

残念ながら3人のうち誰か一人は他のパートに移らなくてはならないという事になる

 

友人Bはテューバ以外になるなら退部すると言い出し

師範代も随分悩んだが

その頃にはもうテューバで音大を受験する事を決めていたのでその旨を打ち明け

どうしたものかとパートの先輩と頭を悩ませていた

 

すると友人Aがあっけらかんとしたトーンで

俺、トロンボーン行くわ!ちょっと興味あったし

と自ら進んでパートを移動すると名乗り出てくれたのだ

 

彼がそう言ってなければひょっとしたら師範代が他のパートに移っていたかもしれない

そう考えるとどうなっていただろうと思うが

それはさておき

友人Aはそんな人の気持ちを慮り自ら人に道を譲る様な心優しい男だった

 

 

そんな彼を含む吹奏楽部の友人たちとは卒業してからもよく集まっていた

 

師範代が大学を卒業してプロとして活動をする様になると

実家へ帰る度にみんなで集まってワイワイとよく遊んでいた

 

師範代は長い間独り身でいたけれど

地元の仲間は割と早めに伴侶を見つけ

友人A結婚して幸せな日々を送っていた

しばらく子供が出来ないと悩んでいたが30を過ぎて子宝に恵まれ

念願のマイホームを建て

造園業を営んでいた彼は自分で庭を作る計画を進めていた

 

順風満帆な30代前半のそんな幸せの最中に

彼の体から進行性のが見つかる

 

様々な療法を試すが

若い体を弄ぶかのように蝕む病魔

 

そんな彼を目の当たりにして何も出来ないでいる自分を

とても情けなく思い

何か自分に出来る事はないかと考えた結果

彼のために演奏する事しか出来ない!

そう思い立ち

地元で初めてのソロリサイタル開催を決意した

 

その当時

吹奏楽作品を通じて交流を深めていた

作曲家の清水大輔さんにこの話をして

無茶を承知でそのリサイタルで

彼に聴いてもらうために演奏する彼のための作品

を書いて頂けないかとお願いをした

 

前述のように清水さんは二つ返事で快諾して下さり

そうしてこの「友がそばにいるということ」という美しい作品が誕生した

 

 

地元でのリサイタル当日は

残念ながら体調が優れず友人A来場は叶わなかったが

作曲して頂いた清水さんも遠いところ関東からわざわざご来場下さり

「友がそばにいるということ」は無事に世界初演を果たすことが出来た

 

終演時には客席の来場者の方々にも協力して頂いて

師範代の「(友人A)頑張れ〜!」の声に続いて

会場からも「頑張れ〜!」のエール

 

その様子を全て収めたホームビデオ

その足で別の友人に病室まで届けてもらい

友人Aにも聴いてもらうことが出来た

 

師範代は仕事があったため終演後に大阪へ直帰したが

友人Aから喜んでくれた様子のメールを受け取った

 

 

 

それから2ヶ月ほど経ったある日

容態が変化してるという友人たちからの連絡を受けて

みんなと病室に向かった

 

酸素マスクをした友人は、かろうじてか細い息は出来ているものの

目を開けることも少なくなるほど辛い状態になっていた

 

一人ずつ「がんばってな!」と手を握りながら声をかけ

指先のほんの少しの力でその返事を感じさせてくれる友人A

 

みんな泣かないようにしようと言っていたけど

家も近く一番よく会ったり飲みに行ったりしていた友人が

その手を握ったまま額をつけて嗚咽号泣してしまった

 

師範代が「泣くな!Aも心配するやろ!」と肩を叩いたその次の瞬間

今まで息することが精一杯に見えていた

そいつの手をグイッと自分の心電図のコードがついてる胸まで手繰り寄せ

ドンドンドン!

と3回自分の胸を叩いて「しっかりせえ!」と叫んだのだ

 

 

 

その瞬間の映像は今でも鮮明に残っている

そんな経験、忘れる事は出来ない

 

 

 

その数日後に友人Aは静かに息を引き取った

享年36歳

 

 

 

お前も死ぬぞ!

人間はいつか必ず死ぬ!

今まで死ななかった人間なんていない!

だから

必死で生きろ!

死ぬまで必死で生きろ!

 

 

高校生の時、離任式でそう言って

最後の言葉をかけて下さった先生の言葉を思い出した

 

 

 

結果

必死で生きてます

毎日へらへらしてるように見えるけど

死ぬまで必死で生きる覚悟で毎日を過ごしてます

 

 

どうせ死ぬんやったら

あ〜おもろい人生やった

と笑って死ねる様に

その日が来るまでは必死で生きようと思います

 

 

向こうに行ってと会ったら

おまえブログでオレの事書いてたやろ〜やめろや〜

って照れ臭そうに言いにくるのを楽しみにしつつ

 

 

そんな師範代の勝手な思いがたくさん詰まった素晴らしい作品

友がそばにいるということ

 

よかったら聴いてやってください


友がそばにいるということ(作曲:清水大輔)

 

最後まで読んで頂いて

そして聴いて頂いてありがとうございました

 

これからも死ぬまで必死で生きます

笑って死ねるように

 

 

あ、なにかがあった訳じゃないので心配しないでね

師範代はいつでもポジティブスパイラル!

 

よかったらチャンネル登録もよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

ではまた!

 

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3ヶ月半ぶりのステージ復帰! 〜そしてレジェンドとの久しぶりの共演〜

喜びと不安の入り混じるスケジュール

こちらではしばらくご無沙汰してしまってましたが

みなさま如何お過ごしでしたでしょうか?

 

ども、おみしー師範代でございます!

 

6月中旬から一気にレッスン関係が対面式に切り替えられ

大学や高校など教育機関でのレッスンに加え

自宅スタジオでのプライベートレッスンも再開し

俄かに忙しさが戻って来た6月後半を過ごしておりました

 

そんな中でもお伝えしたかった嬉しい事が1つ!

 

7月に入り

実に3ヶ月半ぶりに

ステージ復帰を果たしました!

 

残念ながら所属する大阪交響楽団ではなく

別の団体の演奏会だったのですが

久しぶりのリハーサル

そして久しぶりの演奏会に

心が踊りました!

 

まだまだコロナが明けたとは言い難い状況ですが

リハーサルの段階から毎回

消毒と検温を実施し

楽器を吹く時以外は基本マスク着用

というスタンスで

ステージでも客席でも感染予防対策を入念に実施して挑みました

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久しぶりのいずみホールにて

 

ステージ復帰第1戦目はレジェンドと!

今回のお仕事は大阪城公園の近くにある

いずみホールを本拠地に活動を展開している

いずみシンフォニエッタ大阪の演奏会に出演させて頂いていました

 

今までにも何度か出演させて頂いた事もあるのですが

いつもいずみシンフォニエッタ大阪で演奏する時は

尊敬するトロンボーン奏者のレジェンドとご一緒出来るのが毎回の楽しみ!

 

尊敬するレジェンドに関しては

是非こちらの過去記事を!

shihandaimmd.hateblo.jp

 

ソーシャルディスタンスで各奏者2メートルの間隔を取りながらですが

今回久しぶりにレジェンドのお隣で演奏させて頂き

とても素晴らしい経験をさせて頂きました!

 

リハ終わりでは

密を避けながら少しだけ京橋の立ち飲み屋にもご一緒し

めっちゃめちゃ良いエネルギーを頂きました!

 

結論…やっぱり生の演奏は最高!

まぁ勿論そんな事はわかりきってるのですが

やっぱり同じ空間で同じ時間や同じ響きを共有出来るって

本当に素晴らしい!

最高です!

 

これをあたりまえだと思ってた3ヶ月半前までの自分に

タイムスリップして説教しに行ってやりたいくらいです!

 

これから我々の様な職業音楽家たちも

収束したとは言い切れない状況下で

少しずつコロナ以前のペースに戻して行く事になるんだと思いますが

基本的にはまだワクチンも治療薬もない現状で

常に感染予防対策を施しながら

新しいスタイルの仕事の仕方を考え出して行く事になります

 

でも

そんな事は苦ではない

 

ステージと客席

もしくは

目の前にいる生徒と先生

 

その空間に一緒にいる人たちと感動を分かち合える事が出来るんなら

面倒臭い消毒や検温やマスクや手洗いも

全くもって苦ではない

 

 

消毒や検温やマスクや手洗いをする事の

面倒臭さを我慢し

それが習慣になってしまいさえすれば

 

また再び感動を共有出来る

 

あたりまえだと思っていた事が

あたりまえじゃないとわかっただけでも

それは大きな進歩なんだ!

 

今までの自分に戻るのではなく

新しい自分に出会うために前進

今まで以上に成長した自分になる!

 

座席数をいつもの半数に減らされたいずみホールの客席から

信じられないほどの熱い大きな拍手をステージで浴びた今回の演奏会

 

楽家としての原点

これから出会うであろう未来とが

クロスオーバーした瞬間を経験出来た気がする

 

なんか今回

めっちゃ真面目な投稿をしてしまった様な気がする…

 

と言う訳で

忙しくなって投稿が減ったとしても

マイペースでここに居続けますので

今後ともよろしくお願い申し上げ奉り候

 

 

ではまた!

 

あ!YouTubeチャンネルの登録者数がやっと900人を超えました!

もし師範代にご興味をお持ち頂けましたら

チャンネル登録をよろしくお願い致します!

是非動画もご覧になって下さい!

www.youtube.com

 

 

音楽教育の今 〜管楽器奏者の飛沫感染予防対策〜

「あたりまえ」だったことと向き合い始めた教育現場

普段はブログでなんの役にも立たない事しか書いていませんが

こう見えて2つの大学で先生をしてるという側面も持つ師範代です

 

あ、どうも、師範代です!

 

なんで2回言うねん!

 

もし今回笑える箇所があるとしたら

ここだけです

 

あとは大学の先生モードで

めっさ真面目な投稿です

 

***************************************

 

新型コロナウィルスの影響による自粛期間を経て

6月に入ってから少しずつ動き出した小中高教育現場

 

それに先駆けて自粛期間中からインターネットを活用し

自宅に居ながらオンラインで講義などを受けられる様に展開していた大学

小中高に続く形で少しずつ対面式に移行しつつあります

 

音楽大学芸術大学管楽器を専攻している学生たちも

漸くオンラインでのレッスンに慣れて来た頃ではあったが

演奏のレッスンというものは本来対面式でないと

学生の状況を把握したりアドバイスを伝達する事も難しい部分があるため

オンラインから対面式への切り替えのタイミングをずっと探っていて

今日がその対面式レッスン再開に漕ぎ着けた初回レッスンだった

 

今まであたりまえだと思っていたことと向き合い始めた教育現場

 

今日がそのスタートであり

何年か後に再びこの投稿を読み返した時に

そんな時代もあったね

中島みゆきの歌詞の様な気持ちになる事を期待しつつ文章にしておこうと思います

 

あ、ここは辛うじて笑っても良いとこ

 

どこまでやれば良い? 飛沫感染予防対策!

指導する大阪音楽大学でももちろんの事ながら感染予防対策は入念に施し

万全の態勢で対面式レッスンを実施している

 

しかしながら

今まで前例のない

しかもウィルスという目に見えない存在から身を守るために

どこまでの事をする必要があるのか?

どこまでやれば安全と言えるのか?

という現場でレッスンを実施する先生と生徒の正直な気持ち

というか不安感を含む複雑な気持ちがある事は否めない

 

久しぶりに訪れた大学のレッスン室内には

クリアボードで作られたパーテーションが設置され

一人レッスンが終わる度に消毒液を噴霧して

クリアボードや机や椅子、ドアノブなどを除菌

窓を開けて換気の時間を確保することを呼びかけられている

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大学のレッスン室内の様子

クリアボードは一応直接的な飛沫感染を防ぐ事は出来ていると思うが

管楽器奏者による演奏時の飛沫状況は多くの研究団体が検証して下さっている様に

ほぼ影響がない

 

しかしレッスンとなると演奏するだけではなく

話したり歌ったりしながら指導する側面もあるため

その部分を考えるとこのクリアボードだけでは不安が残る

(写真では見えづらいがこのボードは椅子の座面ほどの高さまでしかないため)

 

そのためレッスン中でも常にマスクを着用

演奏時のみマスクをずらして演奏するという方法で今回は試みた

 

前述の様に

どこまでやれば安全なのかがわからない

だから諦めてしまう人もいるのだと思う

 

幸いな事に師範代は

石橋を叩いて渡る

いや

石橋を叩いて叩き割って渡れなくなる程の性格なので

念には念を

という発想はもともと身体に染みついている

 

大学での対面式レッスン再開に先駆けて

師範代の自宅防音室では

受験生や一般のアマチュアの生徒たちの対面式レッスンを再開している

 

もちろん感染予防対策をしっかり施して

 

今現在の師範代の自宅防音室の写真はコチラ

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師範代の自宅防音室

少々見えづらいかもしれないが

部屋の真ん中の約2メートルの位置に突っ張り棒を張って

そこに透明のテーブルクロスを大きな洗濯バサミで挟んだだけの

シンプルなパーテーションだが

足元まであるためレッスンする側も受ける側も安心感はある

このパーテーションを挟んで向かい合わせに生徒とレッスンをしているが

それでも演奏時以外はマスクを着用している

 

もちろん一人ずつレッスンが終わる度に消毒液を噴霧して除菌

生徒が来た時と帰る時に一緒に消毒ジェルで手も除菌

 

…ひょっとしてやり過ぎ?

 

と思う時もあるが

実は師範代の座右の銘

やり過ぎてなんぼ

 

面倒臭くて諦めて感染するよりは

散々手を尽くしたけど感染した方が逆に諦めがつく

 

ここまで書いてやっと

普段の自分の練習スタイルと一緒だということに今更ながら気付く

 

そういう性分なんでしょうね(笑)

 

「あたりまえ」だった事が「あたりまえ」じゃなくなった世界

そんな世界でしばらく生きてみるのも悪くないのかもしれない

 

だって

我々人類は

今まで何度も何度も

あたりまえを塗り替えて生きてきた

 

長い間ちょんまげが当たり前だったけど今は誰もそんな髪型してないし

夏休みは毎朝公園にラジオ体操しに行ってハンコ貰って帰ってたのにもうやってないし

晦日除夜の鐘つこうもんなら近隣から苦情を言いに来る輩もいるわ

ドラえもんの声もとっくの昔に大山のぶ代じゃなくなってる!

 

おわかり頂けただろうか

我々が今あたりまえに思ってることなんて

未来の世界から見たら

へぇ〜なにそれ?

まぢでそんなことやってたの?

生える〜!

 

みたいに言われるくらい文明の発達と時代の流れの中で

どんどん塗り替えられて行くんです

 

流れに逆らうか

流されるか

はたまたその流れに乗って生きる事が出来るか

 

それはあなた次第

 

 

でもね

昔から変わらないのは人の心

こんな面倒な感染予防対策をやろうとするのも

自分が感染しないためだけではなく

人を感染させないためでもあります

 

自粛期間中に何故あんなにステイホームとみんなが口々に言っていたのか

 

それはあなたが感染しない様にというだけではなく

あなたの大切な人を感染させない様にするため

という意味もあったことを思い出す必要があります

 

人を想うはどれだけ時代が流れても決して変わらない

そう信じたい

 

みんながそう信じることで

人を守る事が出来ると師範代は思う訳であります

 

今日のレッスン終わりに

今月はじめの師範代の誕生日のお祝いを生徒たちから頂きました

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愛する生徒たちよ、ありがとう!

これこそ我々が大切にしたい

人を想う

 

音楽を学ぶ事で

人を想うも学ぶ事が出来るということを

改めて生徒たちから教わった今日のレッスンでした

 

 

お!

なんか今回綺麗に締めれたんちゃう?

 

と言う訳で

 

 

 

ではまた!

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この地球上でいま自分にしか出来ないことがしたい!

誰かと全く同じ人生を歩んだ人はいない

今、この地球上に

推定77億人の人が生きている

 

そして

1年に6千万人が亡くなり

1億4千万人が生まれている

 

しかも人類が誕生してから

何千万年もの歴史があり

 

今はその歴史の

ほんの一部なのだ

 

一体この地球上で

いくつの人生が存在したんだろう

 

 

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あ、どうも。

師範代です!

 

 

今回はちょっとかしこそうな書き出しでいってみましたが

どっかでを打った訳ではありませんので

ご安心を!

 

 

何が言いたかったかと言いますと…

 

数え切れない程の人生が存在しても

誰かと全く同じ人生を歩んだ人なんていない

 

という事が言いたかったのであります

 

 

何を今更?

とお思いでしょうが

 

今回はそこがお伝えしたいポイントなのです

 

誰にでもその人にしか出来ない事がある

前述の様に

誰かと全く同じ人生を歩むことは出来ない

と考えますと

 

今、師範代が生きている人生は

師範代にしか生きられない人生だと言うこと

 

そして

今あなたが生きている人生は

あなたにしか生きられない人生だと言うこと

 

 

私の様なつまらない人生なんて

 

と卑下するなかれ!

 

あなたは唯一無二の存在であり

誰にも他にあなたの人生を経験する事は出来ないのだから

 

 

そう考えると

 

今あなたの人生を生きているあなたにしか

伝えられない何かがあり

 

それは

 

他の人生を生きている誰かからすると

大金を積んでも決して自分のものに出来ない何かなのです

 

 

オレ、宗教でも始めよかな(笑)

 

 

冗談はさておき

 

自信を持って生きましょう!

 

ということ

 

そして

どうせ生きるんなら

ほんの少しでも誰かの役に立てた人生を送れた方が

笑顔で棺桶に入れる気がするんですよね

 

 

 

と勝手に思って

始めてみました

 

 

ライブ配信

 

 

楽家なのにライブ配信では演奏してません!

演奏を聴けると期待されてる方、ホントすみません!

 

 

でもね

もちろん演奏に関する事なんかも話してるんですが

どんな質問でも頂けたら全部ポジティブに答えます!

 

ひょっとしたら師範代のその一言が

あなたの人生にポジティブ変化をもたらすかもしれませんからね

 

質問はコチラの質問箱からでも事前受付可能です!

ライブ配信の中でお答えしていきますので

ご質問バンバン受け付けております!

 

peing.net

 

そして

ライブ配信中、チャットで気軽にお寄せ頂いた質問にも

キッチリお答えします!

 

そうやって皆さんと繋がるツールとして

これからもYouTubeライブ配信を活用して行こうと思います!

 

風下の方でひっそりと生きてる楽家の生き方に興味のある方は

是非ひまつぶしにでも覗いてやってみて下さい!

 


おみしー師範代の「ポジティブスパイラルQ&A」

 

ちなみに

ライブ配信のスケジュールがセットされるとご案内が届きますので

是非、チャンネル登録もよろしくお願いします!

 

師範代と一緒に人生をよりポジティブなものにしましょう!

 

 

あ、コレ全然宗教とかじゃないですから(笑)

 

 

という訳で

あなたの人生に幸多からんことを切に願う

午前4時の

師範代でございました

 

 

ではまた!

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お恥ずかしながら… 〜King Gnu「白日」〜

タイトルとは関係ありませんが

やっとこさ髪を切りに行って来ました〜!イエ〜イ!

と言う訳で

あらためまして

普通の髪型のおじさんに戻ることが出来た師範代の写真も

こちらで披露させて頂きましょう!

バーン!

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普通のおじさんに戻った師範代でございます!

こないだまでのあのキテレツな髪型

ありゃもうちょっとした地球外生命体でしたね

 

美容室のドア開けて入るなり指さされて笑われて

いつもカットしてもらってるアートディレクターの方は

悶絶して笑ってましたね

 

カットしながら何度も思い出し笑いして

髪切りながらハサミ震えてましたからね

 

でもお陰様で髪型は一足お先に社会復帰出来ました

 

髪型に続いて徐々に社会復帰だ!

オーケストラの業務はもう少し先になりそうですが

7月には活動再開

そして自主公演も開催の方向で進んでおります

 

自分のオケより先に他所のオーケストラのお仕事で

7月初旬にリアルに人前で演奏することが決まっているので

それに向けても毎日バッチリ調整中

 

そして教鞭をとる大学でも

少しずつオンラインレッスンから防護策を施しながら

元の対面型レッスンへと移行しつつあります

 

そして更に我が家の防音室にも

飛沫感染を予防するためのクリアシールドを部屋の真ん中に設置し

大受験生をはじめ今までオンラインで実施していた生徒たちのレッスンも

自宅で対面型レッスンを再開しました

 

最大限に予防策をとりながら

徐々に以前の日常を取り戻しつつあります

 

自粛生活で生まれた新しい自分

以前のことを振り返ると

 

前に髪を切りに行ったのは…3月初旬!

 

そっか、3ヶ月間も髪切りに行っていなかったのか

 

その間もちろん自粛生活を強いられていた訳ですが

仕事も無くずーっと暇だったので

防音室で色んな動画を撮影しては編集して

いくつもYouTubeに公開して来ました

 

それまでにも何本か演奏動画は公開していたけど

改めて数えてみると

この自粛期間中に

なんと50本以上の動画を公開していました

 

その中でもこの動画を撮影した時が一番苦労した

それがコチラ!


白日(King Gnu)/ 作曲:常田大希、編曲:家永慎也(家永吹産「ONE MAN SHOW」シリーズ)

 

何が苦労したって

 

お恥ずかしながら

 

知らなかったっす

 

…この曲もこのバンドも(笑)

 

なので

これレコーディングするって決まった時に

アップルミュージックで検索して

1週間ひたすらこの曲ばっかりヘビロテしました

 

でも聴けば聴くほどこの歌

ええ歌ですね

 

この歌に限らず

このバンドの音楽の持つ魅力

結構な勢いでのめり込みました

 

でもたぶん

本当にKing Gnuを大好きな方が師範代の演奏聴いたら

は?なんじゃこら?

と思われるかもしれませんが

クラッシックサイドのシンギングアプローチで師範代なりに表現すると

こうなりました

 

でもね

後で知ったんですけど

ヴォーカルの井口さんも

ギターの常田さんも

東京藝術大学出身なんですね

 

井口さんは声楽専攻で常田さんはチェロ専攻

 

ジャンルは違えど

彼らの根底にある音楽はクラッシックだったんです

 

なんか彼らの音楽に魅せられた理由がわかった気がしました

 

 

と言う訳で

今回久しぶりの投稿でしたが

徐々に忙しくなっていきそうな気配を感じつつ

これからも自分のペースで投稿していきますので

末長くお付き合いのほど

どうぞよろしくお願いします!

 

という訳で

おみしー師範代でした

 

 

ではまた!

 

あ、師範代チャンネルの登録者数が今888人になりました!

目指せ1000人!

チャンネル登録よろしくお願いします!

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音楽家の抱腹絶倒楽屋トーク 〜みんなを笑顔にする前に自分が先に笑ってるだけの動画〜

楽屋=人間動物園

オーケストラ奏者やクラッシックの音楽家といえば

幼少の頃から英才教育でピアノやヴァイオリンのレッスンを受け

小中高と授業が終わったら山のようにある習い事をこなすためそそくさと帰宅し

体育の時間でも体力的に授業について行けないほどひ弱だったり…

 

そんな姿を想像したりしませんか?

 

もちろんそんなメージ通りの方も中にはいらっしゃいます

 

でも実際には

とても個性豊かな人間の集まりです

 

ポジティブに言葉にするなら

 

人間動物園!

 

ポジティブに言うとね

 

 

やっぱり普通の職種ではないので

一般の方々よりも

個性豊かな方が多い

気がします

 

ポジティブに言うとね

 

そんな人間動物園の演奏会場

しかも待機してる楽屋ともなると

ポジティブに言ってジャングルな訳であります

 

しょうもないことでずっと笑ってる動物

しかめっ面してる動物

寝てる動物

誰も聞いてないのに下ネタ言い続けてる動物

二日酔いの動物

などなど…

 

かく言う師範代も

そのジャングルの住民なワケで

その人間動物園でカテゴライズされる動物の一員なのですが

 

細かく分類すると

 

ずっとしゃべってる目

笑ってる科

アホ種

に属すると思います

 

きっと細かくカテゴライズしていくと

楽屋の中での音楽家たちの生態系が学術的にも解明されて

学会で論文を発表したりすると

ネイチャー誌などでも取り上げられることでしょう

 

知らんけど

 

 

ま、そんな空想の話は置いといて

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最近ようやく人類に近い前髪になってきた師範代

 

 

 

楽屋トーク番組

楽屋でもいつもみんなで

バカ話して盛り上がってる様な空間をこよなく愛する師範代

 

そんな空気をなんとかみなさんにお送り出来ないものかと

ずっと構想を練っていたのですが

 

遂に

友人とZOOMを使って

遠く離れた関西と関東とで動画を撮影して

楽家同士の楽屋トーク風番組を立ち上げました!

 

真剣に有益な情報は何一つありません!

 

でも

気持ちが沈んでるときや

仕事で疲れたときに見てもらえると

掛け値なしに笑ってもらえると思います

 

是非、お暇なときにでもご覧ください!

 

潮見裕章(大阪交響楽団テューバ奏者)と

宮西純(神奈川県央管弦楽団テューバ奏者)でお送りする

 

その名も

ミヤニシオミの「タイトルは未定」!


第1回 "MIYANISHIOMI"の「タイトルは未定」〜"自己紹介"と"きっかけ"と"お姉さん"〜

 

あ、「タイトルは未定」っていうタイトルなんじゃなくて

本当にタイトルがまだ決まってないだけですので

次回までにはタイトルも決まってると思います(笑)

 

20分ほどの番組ですので

お仕事の休憩がてら

ランチタイムに

湯船につかりながら

トイレで気張りながら

いつでもどこでも気軽に笑って頂けます

 

少しでもみなさんの笑顔に貢献出来れば嬉しいです

 

 

是非、笑って毎日をポジティブスパイラルでお過ごし下さい!

 

よろしければチャンネル登録もお願い申し上げ奉り候

 

是非、ブログのコメント欄や

動画のコメント欄で

気軽に話しかけて下さい!

 

動画をご覧になったご意見ご感想なども

お待ちしております!

 

というワケで

 

師範代でした

 

 

 

ではまた!

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新しいプロジェクト!

テューバという楽器とポピュラー音楽

このなかなか共通点の乏しい2つを結び付ける

新しいプロジェクトを始動しました

 

どうも

おみしー師範代でございます!

 

みなさん、お元気ですか?

 

いつも取り止めのない下手くそな文章を読んで頂き

ホント感謝感謝でございます!

 

え〜唐突過ぎる書き出しでしたが

今日は新しく始めたプロジェクトのお話を少々

 

新しいプロジェクトと言いましても

大金の舞い込んでくるウハウハな仕事…

ではなく

 

今までとあるバンドに所属していた大学時代からの友人

そのバンドを離れ

独立して裸一貫で始めた新しい仕事を

応援するという

師範代の新しいプロジェクト

なのであります

 

この状況下だからこそのアイデア

ひょっとするとその友人にとっては

余計なお世話だったり面倒くさい話だったりするのかもしれない

 

だけど

音楽業界はソーシャルディタンスという言葉に

自分たちのフィールドを剥奪され

目に見えない敵といまだに戦い続け

まだまだ出口の見えない今を必死で耐え凌いでいるのが現状です

 

師範代が所属するオーケストラ

大阪交響楽団

3月初旬から今までの3ヶ月間

全ての公演がキャンセルになり

来月中旬まで公演はありません

 

そんな世界中のミュージシャンたちが

苦境に立たさせてるこのタイミングで

新しい人生に漕ぎ出した友人を

黙って見てはいられない

 

自分で温めていた

こんな状況下だからこそのネタを彼に提案し

自分がその手助けをすることを申し出ました

 

前述の様に

今は「集まるな」と言われています

 

そこにステージがあっても

コンサートを求める聴衆がいても

演奏を届けたいという奏者たちがいても

その願いは叶わない

 

プロの世界だけではなく

中高生たちの吹奏楽合唱といった部活動までもが

密になるなと合奏や合唱をする機会を奪われ

コンクールや自分たちの演奏会もどんどん中止に追い込まれている

これは高校生のみならず一般のアマチュア団体の方々も同じ

言わば大勢の音楽を演奏することを愛する人たちが

音楽を楽しむという環境を奪われていて

いつまで続くのかもわからない

 

そんな状況下で

暗い表情で毎日を過ごしている

 

とくに中高生の最終学年にあたる生徒さんたちは

本当に不憫でなりません

 

もちろんそれは感染拡大を防止するためであり

大勢の命を守ることが優先されるべきなのもわかる

 

だとすれば

集まらないで人との距離を保って個人で練習したり

個人で人と音を合わせたりしている様な音楽の楽しみ方が出来ないものかと

ずっと考えていたアイデアがありました

 

それは簡単に説明すると

カラオケです

 

みなさんもよくご存知のこのカラオケという文化は

師範代が物心ついた頃から既に存在していました

 

昔は8トラック(略してハチトラ)なんかをよく見かけましたが

最近は古びたスナックぐらいでしか見ないですよね(笑)

 

管楽器業界も既に10年以上前からそこに目をつけて

マイナスワンの音源を聴きながらカラオケ感覚で演奏するという

管カラ(管楽器カラオケ)なるものが普及していました

 

しかしそれは歌のカラオケと同じ様な伴奏音源でした

 

その音源を吹奏楽編成のサウンドで作り

それを聴きながら演奏することで

あたかも自分が吹奏楽のバンドとソリストとして共演して

ポップス曲のソロを演奏している様な感覚を味わえる

そんな楽譜と音源をセットで販売することを彼に提案した訳でありました

 

その名も「家永吹産」

友人の名は

家永慎也(通称:モンキー)

 

彼はニューオリンズスタイルのデキシーランドジャズを

新しく進化させた音楽スタイルで活躍する関西出身のバンド

ブラックボトムブラスバンドで20年間活動して来たミュージシャンです

 

何を隠そう

師範代も実はそのバンドに在籍していた時期があり

オリジナルメンバーたちとは大学時代からの長い間の友人なのです

 

そんな経歴を持つ彼なら面白い事をたくさんやっていけるはずだと考え

彼が演奏業務の傍らスタートさせた楽譜の出版会社「家永吹産」に

先ほどの温めてたイデアを提案したのでした

 

人と集まって合奏が出来ないのなら

一人ででも楽しんで演奏してもらえる様に伴奏音源と楽譜とを制作して

たくさんの人にメロディを演奏する楽しさを味わってもらおう!

この企画に彼が「ONE MAN SHOW」シリーズと名付けて

今回のプロジェクトが始動しました

 

元々彼が吹奏楽編成用のアレンジ楽譜として作成していた

斉藤和義さんの「歩いて帰ろう」があったので

その楽譜のメロディ部分をソロにして

吹奏楽が伴奏を演奏するスタイルの音源を吹奏楽の音で作成し

その音源を聴きながら師範代が実際に収録したものが

コチラです

 

まずはお楽しみ下さい!


『歩いて帰ろう』(作曲:斉藤和義 編曲:家永慎也)【家永吹産】「ONE MAN SHOW」シリーズ

 

中間部は原曲にないファンク音楽の要素が取り入れられ

彼のセンスの良いアレンジが効いています

 

しかもどの管楽器でも演奏可能な様に対応して楽譜も販売しており

破格の価格設定でお届けしています!

 

楽譜販売のウェブページはこちらから!

「家永吹産」ONE MAN SHOWシリーズ

https://ienaga2020.thebase.in/?fbclid=IwAR2LI994nmOht-S5UZomHQz0nxO5Qd3B4IknbkpvgoxAiohpsyk1dL000yg

 

まだ公開してませんが

更に第二弾の演奏も準備が完了し

そして第三弾の話も進んでいます!

 

こう言った形でたくさんの人に笑顔になって頂ければと思っています

 

もし管楽器を演奏される方

もしくは今からでもやってみようかと考えていらっしゃる方がいましたら

是非この機会にソロを演奏する楽しさを味わってみては如何でしょうか?

 

 

こんな状況だからと諦めるのではなく

こんな状況でも音楽を楽しむ

 

ペストマラリアが世界を脅かしても

戦火の中でも

先人たちが必死で守り続けて来た

音楽という文化

 

私たちはその恩恵を受けるだけでなく

私たちが今生きている間のことだけを考えるのではなく

この世から私たちがいなくなっても受け継がれて行くであろう事についても

考えながら生きることが必要なのではないかと

 

そう師範代は考える訳であります

 

 

あ、

あくまでヘビーな感じじゃなく

 

ポジティブにね!

 

 

また第二弾、第三弾と公開出来次第こちらのブログでもご紹介させて頂きます

是非お楽しみに〜!

 

という訳で

師範代でございました

 

 

ではまた!

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